床で作業をしていたら・・・
「この前、床で作業していました。あっという間に2時間経過していて、いざ、立とうとしたら腰が伸びなくなって危険を感じたので、思わずしゃがんでしまいました。」
よくある光景です。私もたまに無我夢中になってしまい、立ち上がる時に危険を感じたことがあります。
今回のポイントは・・・
”立とうとしたら腰が伸びなくなって思わず再びしゃがんでしまいました”というところです。
この時に無理やり腰を伸ばしていたら、十中八九の確率でぎっくり腰になっていたように思います。幸いこの時は本能的にしゃがむことで回避することができました。
ここからは、専門家としてのお話です。
解剖学的に分析すると、しゃがんでいる時には股関節の屈筋群が縮こまった状態になります。加えて、屈筋群が緊張する状態が長く続くことで腰の筋肉が固まってしまいます。
この筋肉は股関節を曲げる筋肉なので、固まると伸ばすことができなくなります。
お気づきになった方もいるかと思いますが、立とうと思った時に腰が伸びなかったのはこのためです。
この時に無理やり立っていたら、筋肉の付着部が損傷してぎっくり腰になっていたかもしれません。
無理をして腰を伸ばしてしまいぎっくり腰になってしまったら・・・・
まずは痛みの少ない姿勢がないか、体を慎重に動かして探し安静にします。
その後の対処は程度によって変わります
①痛みが落ち着き動いても問題がなければ、その日は無理のないように過ごしてください
②痛みが落ち着くけど、動くと辛い場合は筋骨格神経系に問題が起こっていることが考えれれます。カイロプラクターに相談をしてください
③安静にしていても痛みがどんどん強くなり耐え難くなる場合は、内臓に重大な問題が起こっている可能性があります。病院へ行って検査をしてください
まとめ
腰痛にはシチュエーションによって起こるメカニズムに違いがあります。今回のようなシチュエーションでは良かったことは”しゃがんだこと”です。
ぎっくり腰になった時の選択肢は①安静に過ごす②カイロプラクターに相談する③病院へ行くの3つありました。
安静にすれば痛くないけど、動かすと痛いという場合は、股関節の屈筋群の問題で起こる場合が多いため、私どもカイロプラクターに相談すると、施術に加えて再発予防を含めた総合的なアプローチを施します。
当院では、臨床経験豊富なカイロプラクターが対応いたします。安心してご相談にいらしてください。
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